神奈川県の紅葉の時期に
残しておきたい鉄道(風景)写真がありました。
ここは、赤や黄に染まった山が幾重にもせまり、
たくさんの古期外輪山溶岩が散らばる酒匂川の河原と
水の流れにみごとに溶け込んでいます。
空は、夕方までは持ちこたえてくれるだろうと、
相も変らず昼前に家を出たのですが、
国府津に着いた頃からポツリポツリと降り出しました。
「諦めるか」と呟きながらも
今年、見納めになりそうな紅葉を観たくて
とりあえず電車に乗り込みます。
御殿場線沿線は
いい撮影地が多いな~
どこから撮ってもいい絵になるな~なんて思いながら
車窓を眺めていたのですが山北駅を出てしばらくした時、
本当に「うぉ~綺麗だ~」と小さな声で叫んでしまいました。
車窓の外が一面真っ赤なんです。
すぐさま反対側の車窓をみれば
川の河原からでも国道246号線からでも
いたるところから
この紅葉をいれて電車を撮れそうではないですか。
行きたい。撮りたい。降ろしてくれ。という気分でしたが
無情の雨は相変わらず降り続けます。
1枚目)御殿場駅で115系
雨の為の注意運転で上り電車が9分遅れとなり
上り電車待ち時間にホームに降りて撮りました。
御殿場線は、
東海道本線時代の1901年に全線複線化されたものの
1943年7月11日単線になっています。