JR根岸線 石川町駅 『写真』

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先日、「イラク戦争下のこどもたち」「戦争、もう一つの戦争」「子どもたちが生きる世界はいま」など
多くの写真集を出している戦場カメラマン(フォトジャーナリスト)の豊田直巳さんの写真展に行ってきました。

その写真展は、「大津波アチェの子供たち」。

この写真展では、
30年以上続いたアチェ州独立を求めるGAMとインドネシア政府の紛争のなか
スマトラ島沖地震による津波によって親、兄弟を失った子供達を撮った90点が並べられていました。

写真展を見ていたら私も無性に平和の為の子供の写真を撮りたくなりました。
そして小学校の下校時間に合わせて山手本通りの通学路に向かいます。

なぜ山手まで行ったのかって?
背景も考えたんですよ。
子供の後ろにちょこっとでもカトリック山手教会とかの山手の教会が写り込めばいいななんて・・・。

カトリック山手教会の前に立っていると
しばらくしてワンパクそうな男の子が二人やって来ました。

「写真撮ってあげるよ」と声を掛けます。

一人の男の子が、うれしそうな顔をして私の前で直立不動のポーズでカメラを見つめます。

もう一人の男の子は、なぜかカメラの前に手を出したりして邪魔するんです。

そして友達に言った言葉。

「知らない人に写真とってもらっちゃいけないんだよ!!」

はっ!!としました。

そういう時代だったんだ!!

あの子、家に帰ってから写真を撮ってもらった事を親に話して怒られているかも・・・。

私のせいであの子の親に心配掛けるかもしれないなんて考えていなかった。(汗)

もうやめておこう・・・。


豊田直巳氏の写真は、こちらで
http://www.ne.jp/asahi/n/toyoda/