江ノ電300形 お面

先日のチコちゃんに叱られる!のテーマは
「なんでお祭りでお面が売られているの?」

その答えは、
誰だかわからなくなってはっちゃけるためぇ~

そりゃそうなんだけどそうなんだけど
よくNHKがそれを取り上げたな~と驚き

興味津々でみていたけれど
八代将軍・徳川吉宗による
享保の改革で質素な生活を強いられていた
江戸庶民の時代背景を述べながら
息抜きにお面を被って正体を隠し
さまざまなルールなしで
隅田川飛鳥山でお花見を楽しんで
はっちゃけていたのがルーツとの説明

まるで仮装大会と勘違いするような説明で
やっぱりお祭り(盆踊り)は
「ナンパの場」でその周囲の茂みでは
男女の営みが無数に繰り広げられていた事など
まったく触れられず

江戸時代なんて武士の家庭を除けば
貞操観念は極めて薄くて
江戸市中においては職人の妻の浮気、
農村部では婚前交渉や後家への夜這い、
旅人への一夜妻の提供などが日常的な光景

明治維新を迎え
政府は列強から野蛮視されるのを嫌い
武家と同様の貞操観念の普及に努めて
「盆踊り禁止令」まで出し取り締まり
お祭り(盆踊り)=乱交の場でなくなった。

チコちゃんに叱られる!の番組の中で
江戸時代後期になると顔の上半分だけ隠す
目鬘(めかつら)が流行したと言っていたけれど
口の部分を覆わないその目鬘(めかつら)が
何を意味するのか当然、深掘りなし。

5歳のチコちゃんには
こういう大人の世界、分からないだろうなぁ~