江ノ電305 阿仏邸旧蹟の史跡碑に咲く紫陽花

鎌倉後期の女流歌人
十六夜日記』の著者である
阿仏尼(あぶつに)がこの場所に近い
月影の谷に住んでいたことがあったことから
この撮影ポイントの脇には
阿仏邸旧蹟の史跡碑があります。


十六夜日記
このクイズ番組に出てきそうな
十六夜の読み方は「いざよい」

ああそうだった
高校の古典で習ったよと
思われる方も多いのでは?

でも十六夜って何のこと?

なんで十六夜日記と名付けられたの?

たぶん十六夜日記に収められてる

「ゆくりなくあくがれ出でし十六夜
 月やおくれぬ形見なるべき」とか

「めぐりあふ末をぞ頼むゆくりなく
 空にうかれし十六夜の月」から

そのキーワードを
取ったタイトルかなと思いながらも
確証がなく調べてみた・・・

十六夜というのは
旧暦の毎月15日の夜の
十五夜お月さん~」の翌日のこと

阿仏尼この日記に名前をつけておらず
単に『阿仏日記』などと呼ばれていたけれど
日記が10月16日に始まっていることを由来として
後世に現在の名前が付けられたとのこと。

なんか思っていたことと違った・・・