江ノ電305 忍耐強い愛

極楽寺の踏切脇に
十六夜日記を書いた阿仏尼が
この辺りに住んでいた事を伝える
阿仏邸旧蹟の史跡碑があります。

阿仏尼は、
当時4歳の我が子の為に
京都を旅立ちます。

そして鎌倉の地で最初に居を構えたのが

極楽寺の月影の谷

それから亡くなるまでの6年もの間、

訴訟の判決を待って鎌倉で過ごします。

この史跡碑は、
紫陽花に囲まれていて
我が子の為の
忍耐強い愛情と
紫陽花の花言葉の一つ
「忍耐強い愛」とが重なります。