湘南モノレール(大船)

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9月17日の「モノレールの日」には間に合いませんでしたが、大船でモノレールを撮って来ました。
家から程近い地で8分間隔で運行されている湘南モノレールは、
自由な時間がとれない最近の生活の中での撮影行には、もってこいでした。
写真は、1988年3月に登場した500系で現在6編成が運行されています。
400系までが非冷房車だったのに対し全車に冷房設備が搭載され3両固定編成となっており
最高速度は75km/hとのことです。
湘南モノレールは、1970年3月7日に大船~西鎌倉間が開業、
1971年7月1日に西鎌倉~湘南江ノ島間が開業しています。
懸垂式モノレールとしては、1957年営業開始の上野動物園内モノレール、
1964年営業開始の名古屋市東山動物園内モノレール(1974年廃止)に次ぐ日本で3番目のものです。
実は、ここ大船には、さらにもう一つのモノレールが存在した事がありました。
大船駅西口と横浜ドリームランド(2002年2月残念ながら閉鎖)を結ぶドリームランド線(5.3km)です。
このモノレールは、跨座式で私も6歳の時に乗っています。
1966年5月~1967年4月までしか営業運転が出来なかったこのモノレールに乗ったことは
貴重な体験だと思っています。
ドリームランド線は、設計計画で33tの車両が実際には40tを超えていたことが判明し
橋桁が車両重量に耐え切れず営業を断念せざるを得なくなりました。
駅舎やその他施設の解体工事もかなり進んでいますが今でもポツリポツリと古い橋桁が
痛々しく残っています。
このモノレールが存続していれば大船、戸塚の歴史も今とは違ったものになっていたでしょう。