京急(屏風ヶ浦Vol.2)

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屏風ヶ浦は、かって海岸低地の漁村と丘陵の畑作地帯でしたが

1930年4月1日に湘南電気鉄道(現 京浜急行電鉄)の

黄金町~浦賀間29.9Kmが開業し

森駅(現在の屏風ヶ浦駅)が営業した頃から

海を見下ろす丘の上に高級別荘が点在する様になりました。


写真に写っている横浜プリンスホテルも、

もともとは東伏見宮磯子別邸(1937年竣工)でした。


この横浜プリンスホテルから今年の3月26日に開通した

屏風ヶ浦バイパス(旧名称 環状2号線)の北側にかけては、

緑地保全地区、保安林、緑地の保存等に関する協定で保全され

屏風ヶ浦で唯一昔の景観がうかがえ

朝日不動の滝もこの緑地の中にあります。


根岸湾が埋め立てられる前の海の上からの景観は、

まさしく屏風の様に丘陵の急斜面が

幾重にも海に迫っていたということです。

1枚目)森6丁目より屏風ヶ浦駅方面を望む
2~3枚目)森6丁目から森浅間神社、横浜プリンスホテル方面を望む