江ノ電 祭りの前 Ⅲ (源義家)

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武家の棟梁としての源氏を創始した彼、
自身の荘園を恩賞として分け与えるという
後の鎌倉幕府において基本原則となった
「御恩と奉公」の仕組みを行動で示したことが、
後々、「いざ鎌倉」の精神を生み出します。

まあ、義家は、中央貴族(軍事貴族)だったから荘園も広大で
多少寄進地系荘園が減っても問題なくて出来た仕業だろうけれど


頼朝が、源義家を手本にしなければ、
東武士たちの頼朝への後押しもなく
鎌倉幕府は、成立しなかっただろう。

残忍で知られる義家が、
山車人形になっているのも
こんな由縁です。