まもなくロンドンオリンピック開幕ですね。
この大岡川に迫り出して弧を描き建つ都橋商店街は、
東京オリンピックがきっかけで出来た建物。
当時、屋台や露店がひしめき
後進国の象徴のような汚い街並みを
オリンピックを見に来る外国人の目にさらさないよう
行政が、それらの屋台・露店を一掃。
この建物の中に閉じ込めました。
そういえば、北京オリンピックの時も
外国人の目に留まる表通りだけは、
近代的に綺麗にしたという話を聞いたことがあります。
それにしても参加選手間の競争であるオリンピックが、
国家間の競争にすり替わってしまっている現状は、残念。
そりゃ、日本でもスポーツ関連に使われる税金が、238億円。
その内、五輪の有望種目に対しては、27億円もの国税が使われている。
だから個人、チームじゃなく
国対国の戦いだと考えている人もいるでしょう。
選手達もそれだけ税金を使ってもらって
オリンピックに来させてもらっているのだから
うかつにも国をないがしろにした発言は、出来ないよね。
そんな発言をついついしてしまったら
マスコミの餌食にされて
国民からのバッシング。
家族や両親、お世話になった人にも
迷惑かけること間違いなし！！
でもね、やっぱりオリンピックは、
選手のもので選手間の競争。
そりゃ、マスコミもオリンピックで
ナショナリズムを煽る方が商業的には、
いいのかもしれないけれど
日本が獲得したメダルの数なんてどうでもいいから
純粋に選手を称える報道をしてほしいな。
