桜が伝えたもの

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                     JR根岸線
                     桜木町~関内
 
 
フォトブログ巡りをしていた。
 
桜の淡いピンクが、ディスプレイを彩る。
 
日本が引き起こした
あの戦争への思いに繋がる。
 
パッと咲いては、
我先にと散り行く桜。
 
それは、潔いと美化され
兵士達は、桜の花の生き様を尊ぶように
洗脳されたという。
 
先日の天声人語
戦中の桜の話が載っていた。
 
生還を期さない戦艦大和の沖縄への出撃。
 
それは、「水上特攻」と呼ばれた。
 
出撃前日、
瀬戸内海で訓練中の艦上で「桜、桜」と叫ぶ声が上がったそうだ。
 
乗員は先を争って双眼鏡に取り付いた。
 
そして、
「コマヤカナル花弁ノ、ヒト片(ひら)ヒト片ヲ眼底ニ灼(や)キツケントス……
桜、内地ノ桜ヨ、サヤウナラ」。
 
 
67年前の、この国の現実である。