4月7日は、
大和が海に沈んでから78年目の忌日。
船体は鹿児島西方沖の海底に
今も眠ります。
生還を期さない
戦艦大和の沖縄への出撃
それは、「水上特攻」と呼ばれました。
そして
乗組員3000人超の命が奪われます。
出撃前日、
瀬戸内海で訓練中の艦上で
「桜、桜」と叫ぶ声が上がったそうです。
乗員は先を争って双眼鏡に取り付いた。
そして、
「コマヤカナル花弁ノ、
ヒト片(ひら)ヒト片ヲ
眼底ニ灼(や)キツケントス……
桜、内地ノ桜ヨ、サヤウナラ」。
78年前の、この国の現実。