夏の光 (JR根岸線 石川町駅1番線ホーム)

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夏、
この季節ほど一日中、光に感動する季節はないように思う。

朝、
これから暑くしてやるぞという意地悪な笑みを浮かべながら一日の始まりを告げる光。
暑さへの不安の中にどこか清々しさを宿してる。

昼、
‘ギンギンギラギラ’の光が私達をもてあそぶ。
でも、その光も写真という媒体を通せば、
その夏の暑さ漂う光こそ
遠い日の思い出を連れて来たり爽やかな涼を感じることもある。

夕、
それまでの力強い光から開放され
お疲れ様という言葉をかけてくれているような光。
街を歩く人達に笑顔を連れて来る光。

夜、
街を灯す街灯やネオンの光。
彼等は、どこかボーとしていて怠慢。
冬の灯りのような冷たい鋭さはない。