JR根岸線(帷子川)

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帷子川(かたびらがわ)は、旭区若葉台附近に水源とし横浜港に注ぐ全長17Kmの2級河川です。
上流部では、二俣川、中堀川、新井川等の支流を合流し
下流部では、石崎川、今井川、新田間川(あらたまがわ)等を分合流しています。
帷子川の名前の由来ー現在の天王町(私が結婚した時から何年か住んでいた町です。)一帯は、
川の片面が山でもう片面は、田野で平らな地形をしていたのでかたひらの川と呼ばれました。
これに帷子の漢字を充てたのは、1480年の太田道灌の平安紀行に
帷子という地名(天王町附近)があったことからといわれています。
又、地形が衣料の帷子ににていたことから帷子となったとの説もあります。
幼い頃、星川あたりの絹の横浜スカーフの染色工場が布を帷子川で水洗いし
川が紫、赤、オレンジなどいろいろな色に染まっていた風景を相鉄線から見たのを覚えています。
明治以降の絹のスカーフの輸出が盛んなころは、港に近く水陸の交通の便もよく
豊富な水量があった帷子川周辺に染色工場が集まったとのことです。
最近では、3年前この写真の250m程上流にアザラシのタマちゃんが暮らしていた事で
この川の名を知る人も増えました。
 
   貼り付けた画像がにじんでしまいました。オリジナルサイズをご覧下さい。