横浜市栄区(七石山横穴古墳群)

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1967年,小菅ヶ谷1~2丁目で横50m高さ5mの崖に横穴古墳が100基以上確認されました。
'68年、'70年、'72年の発堀調査で横穴内から被葬者の人骨、土器、鉄器、玉類などが発見され
6世紀中頃から8世紀初頭にかけてこの地域の集落中最も有力な集団の首長とその縁者のものと
考えられました。
横穴古墳の基本的構造は、入り口、羨道、玄室部に区画されていますが、
七石山古墳群は、玄室の奥壁に小さな奥室が造られている複室構造をもち
「鍛冶ヶ谷式」の名があり、いたち川流域に所在する横穴式古墳群の特徴です。

古墳群は、JR根岸線の工事がはじまりそのほとんどが失われ、現在残っているのは、
この画像に写っている北側の一部のみです。