忘れられていた没写真3

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アルバムに貼られず無造作に袋に入れられていた没写真。
その袋の中には、30年以上前の蒸気機関車ブルートレイン、今はなき特急列車や急行列車、
京急などの写真が混ざっています。
それらの写真は、ついで撮りのものだったり、今回ここにアップした様な失敗写真だったり。
しかし、今見るとそんな写真でも一枚一枚に「思い出」があり懐古の念が沸いてきます。
写真は、中海を横に見ながら出雲市まで貨車を牽くD51(長)貨563.
中海の水の青さと夏野菜の緑のコントラストがとても美しくここでカメラを構えたのですが、
出来上がった写真は、水面さえ描写しきれず、モノクロの為、当然、実際の見た時の様子と大違い。
しかも、肝心のD51は、ファインダーの中に収まりきっていない失敗作。
なんでこんな難しいアングル選んだんだろ。
ともかく没写真としてアルバムには、貼られず忘れられていました。
今だから時効という事で話せる「思い出」。
実は、この写真を撮ったのは、真夏の午後1時。
炎天下の中、喉が渇いてふらふら状態で、ここの畑のスイカを頂いちゃいました。
あの時のおいしさは、32年経った今でも忘れられません。すいませんでした。