京急 笠䅣稲荷神社

新町検車区で京急の車両と
踏切を行きかう人の写真を撮りたくなり
東海道神奈川宿の名所・旧跡を巡りながら
東神奈川駅から神奈川新町を目指します。

その途中にあった
神奈川宿新町(神奈川新町)一帯の鎮守
笠䅣稲荷神社(かさのぎいなりじんじゃ)

江戸中期に
「社前を通行する者の笠が
自然と脱げて地に落ちる」と云う伝承によって
「笠脱稲荷」と称され、
後に別当能満寺の阿闍梨
「笠脱」の一字を「䅣」と改め、
「笠䅣稲荷大明神」に改称した
天慶年間(938年-947年)に創建の神社

古くより笠䅣稲荷に参拝すると
カサ(性病・婦人病)が治るという伝承があり
病気にかかった女性は
土団子を作って神前に供え、
百度を踏んで祈願をすると病気が治り
粢団子を作りお礼詣りをする信仰が
あったらしい。