1974年1月 大宮駅 EF57 1(宇)+EF58

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EF57は、1940年~1943年にかけて15両製造された旅客用機関車です。
戦後、東海道本線の特急「つばめ」「はと」を牽引した後上越線に移り
この頃は、1948年に事故廃車になった12号機を除き
全機が宇都宮機関区に配属され東北本線上野~黒磯間の旅客列車に使用された。
EF57-1は、1940年10月日立製で、EF56の最後の1機として製作されたものが
主電動機をMT17から高出力のMT38に変えて製造された為に新しい形式が与えられた。
従って、外観は1940年製造のEF58 8~15と全く同じでパンタがおかれる位置に
蒸気暖房発生装置のボイラーの煙突が出た為、機体中央に2基のパンタが寄っていた。
2号機以降は、屋根上の通風機が増設された為、パンタは機体の端に移され
さらに側面の通風窓も増やされ全く違った容姿となった。
東北本線で使われた頃は、電気暖房化された為助手側の窓の前に付けられた電気暖房表示灯と
車端に付けられたジャンパ栓でEF56と識別できる。

この記事は、ノーブルジョーカーのホームページの記事を参考にしました。