江ノ電 未踏の山

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                                                   極楽寺稲村ヶ崎
 
 
新田軍と北条軍との激戦地となった極楽寺界隈
その中でも北条軍が陣を敷き
新田軍の鎌倉侵攻後は、
その新田軍も一時、陣を構えた
霊仙山の仏法寺跡(極楽寺塔頭)に登る道を教わり行ってみた。
 
登り口は、江ノ電極楽寺駅の前の墓地の中からということなので
恐る恐る墓地に入ります。
しかし墓地の突き当たりは、崖。
とても登れそうもありません。
しばらく墓地の中をぐるぐる廻り
登れそうな崖を探すけれど見つからない。
その内、墓地に長居するのが薄気味悪くなって極楽寺駅まで撤収!!
 
駅前のお宅から
この地に何十年も住んでいそうなおばあさんが出てこられたので
お墓からの霊仙山への登り口を尋ねてみます。
「昔は登れたんだけどね~。今は、登れませんよ。」とのお答え。
 
墓地からの登山は、諦め
霊仙山に沿った道をぐるりと海方面に廻り込みます。
 
その道も行き止まり。
しかし、行き止まりとなる少し手前の崖に
人が踏みしめたような跡を発見!!
 
ここから登れるかもと崖のぼり開始です。
たしかに人が踏みしめた跡が山頂に続いている。
こんな崖を登る人なんて
私と同じ物好きな史跡マニアしかいないだろうから
ここもかっては数箇所あった霊仙山への登山道の一つと確信します。
 
這いつくばって木の枝や草に掴りながら登ります。
だんだんと空が近くなってきました。
 
あと4~5メートル程登れば尾根に出るかと思われた時
私の前に立ちはだかった密集した竹薮。
 
無念、もはやこれまで・・・・・。
 
さて、下りが怖かった。
 
一歩間違えば、何メートルも下まで転げ落ちる崖。
こんなところで怪我して
明日会社に行けなくなったらどうしよう。
会社のみんなから顰蹙を買うだろうな~。(たぶん)
 
帰宅後、霊仙山の登り口を教えてくださった方のWebサイトを再訪してみた。
写真付きで丁寧に載せてある。
 
あっ、ここから行くのか!!
もっとちゃんと確認してから家を出ればよかった・・・・。(汗)
 
ということで、鎌倉で一番のビューポイントと言われる
仏法寺跡からの絶景は、お預けです。(泣)