EF210 野球観戦

一昨日、横浜スタジアムで行われた
横浜ベイスターズの試合を観戦してきました。

小学生の頃、
川崎球場で大洋の試合を見た事はあるけれど
おぼろげな記憶しかなくて
プロ野球観戦は初めての経験みたいなもの。

とてもワクワクしていました。

試合開始30分前、
中華街の火事の煙が球場内に立ち込め
真っ黒い燃えカスがふわふわと漂い
なんだ、なんなんだの不穏な雰囲気
それがこれからはじまる
試合を暗示するものだったと知ったのは
試合開始間もない2回の表から

毎回、相手チームの攻撃ばかりが続き
ベイスターズ選手達の一生懸命さは
もやがかかった煙の中でのもがきの様

結局、1対10の得点で
ベイスターズ選手達の頑張りは
空回りして終わります。

しかし、この日のスタジアムで
もう一つの一生懸命さ頑張りを目にします。

それは、
10リットルのビールが入った
重いタンクを背負って歩く女の子達の
一生懸命に仕事をする姿

笑顔を絶やさず観客席を鳥瞰しながら
観客に気を使い
歩合制で競わされながら
ビールを販売する事、
体力的にも精神的にも
大変な仕事だなと分かる

この子たちの親が野球場に来て
この子たちの一生懸命に働く姿を見たら
きっと感動して
涙が出ちゃうんじゃないだろうか

私が会社の人事採用担当だったら
数年間にわたり
ビールの売り子を続けてたと知ったなら
取り敢えずそれだけで
一次審査は通しちゃうだろうな。

試合は、ボロ負けで選手の頑張りは実らず
見ている方も辛かったけれど
ビール売りの女の子たちの
仕事に対する一生懸命な姿勢に触れて
彼女たちの頑張る振る舞いに触れて
こういう世界があるんだと知ることが出来、
テレビ観戦では得られない
いい経験が出来ました。