EF210(3090レ)東急東横線跡地

置き去りのように取り残されている
東横線の横浜~桜木町間。
根岸線の車中から見て
気になっている人も多いはず。

本来ここは、市が主導している
「エキサイトよこはま22」という
横浜駅周辺改造プロジェクトと連携を取っていて
最終的には横浜駅につなぐ
「自転車も通れる遊歩道」になり
2016年年度末には完成する予定でした。

(計画をぶち上げた時は
2011年度までの完成予定と言っていたけどね)

なんだかワクワクする計画で
こりゃ、高架下の壁に
グラフィティアートを復活させて
遊歩道と行き来できれば
横浜の新名所になるんじゃないかと
思ったりもしていました。

その遊歩道にかかる予算は、
用地取得やすでに行われた工事など
すべてを含めて85億円という試算で進められ
若干の幅で予算が増減する可能性はあるけど
大幅に増えることはないですよとの
都市整備局都市交通部都市交通課の話だったけど
見積もりが甘かった。よくあることだけど・・・

道路局計画調整部企画課によれば
財源の問題に加え
跡地がJRと国道にはさまれているため
今後、隣接間との協議が必要で
いつできるかは不明と
なんで今更なお答え。

確かに実質公債費比率は
政令指定都市の中では高い9.7%(2022年)
でも10%以下なんだから
財源面ではどうにかなるでしょ

2年ほど前に
横浜駅東口から桜木町駅まで歩いてみたら
東横線高島町駅
横浜駅寄りの高架橋が壊されていた。

その時、何で?と調べてみたら
工事が延期され続けた挙句
老朽化が進んでしまい壊したのだそうです。

ショック!!
これでもう横浜駅につながることはなくなった。

さらにまたしてもなんで今更なんだけど
自転車道としての十分な幅が
確保できないことが分かったとか。

それなら高架下は自転車専用道、
高架上は遊歩道と分けて
夏は、日陰のできる高架下を歩道にして
遊歩道を自転車道にと逆転させるのはどうだろう。

なんなら高架下の壁面は、
文字数を制限した壁画を描くことを条件に
広告スペースとして企業に貸し出して
その収益を遊歩道の管理に充ててもいいかなと思う。

そのためには、
人が集まる場所にしなきゃならないけど

まぁ、いろいろと夢を見させてもらったけれど
「ハマのハイライン」は、
実現することなく終わるのかな?

*ハイライン
ニューヨークの貨物線跡地を利用した空中緑道
アートイベントが開催され飲食できるエリアもあり
観光地になっています。