江ノ電 腰越・甲州屋酒店

腰越商店街に店を構える甲州屋酒店
旦那さんが亡くなってからは、
土曜日と日曜日だけお店を開け
贔屓にして下さっている
お客さんから依頼を受けたお酒を
取り寄せ販売してると言います。

この時も、
どぶろく
鹿児島の焼酎メーカーで
造ってもらっている
甲州屋さん特注の
ムラサキマサリの焼酎
KAMAKURA腰越」を
常連のお客さんが買いに来ていました。

また江ノ島電鉄
こちらのお店で樽酒を買っているそうです。

こちらの甲州屋酒店、
山梨から腰越に移り住んだ青木さんが
100年近く前に創業したお店

もともとは、
□(カタ、四角)の中に〆の字が屋号の
腰越町 囲い〆 の支店として
店を開いています。

店のシャッターは、
その当時のものだとか

腰越は、漁師町ゆえ昔から酒屋も多く
つい数十年前までは、
腰越商店街に
9軒もの酒屋さんがありました。

甲州屋酒店も
酒屋兼立ち飲み処として
店内の中央には
長いテーブルもあったそうで
そのテーブルを挟んで
お客さんとやり取りした様子を
身振り手振りで
奥様が紹介してくださいました。

店の奥には、
つけでお酒を買ったり呑んだりした人用の
大福帳が置かれています。

そのほかにも店内には、
お店や腰越の歴史を感じさせる
品や絵、写真などがあり
それらをもっとPRしたお店にしたら
腰越商店街の活性化にも
つながるのになと思いました。

奥様に色々なお話を伺ったので
そのままお店を後にするのも申し訳なく
撮影行中の飲料でも買おうと思ったけれど
目につく品は、お酒ばかり
お酒のつまみににもなりそうな
揚げもちアーモンドというお菓子を見つけ
それを買って店をでます。