江ノ電305 腰越商店街の甲州屋酒店

腰越商店街に店を構える甲州屋酒店
旦那さんが亡くなってからは、
土曜日と日曜日だけお店を開け
どぶろく
鹿児島の焼酎メーカーで
造ってもらっている
甲州屋さん特注の
ムラサキマサリの焼酎
KAMAKURA腰越」など
贔屓にして下さっている
お客さんから依頼を受けたお酒を
取り寄せ販売してると言います。

また江ノ島電鉄
こちらのお店で樽酒を買っているそうです。

こちらの甲州屋酒店、
山梨から腰越に移り住んだ青木さんが
100年近く前に創業したお店

もともとは、
□(カタ、四角)の中に〆の字が屋号の
腰越町 囲い〆 の支店として
店を開いています。

店のシャッターは、
その当時のものだとか

腰越は、漁師町ゆえ昔から酒屋も多く
つい数十年前までは、
腰越商店街に
9軒もの酒屋さんがありました。

甲州屋酒店も
酒屋兼立ち飲み処として
店内の中央には
長いテーブルもあったそうで
そのテーブルを挟んで
お客さんとやり取りした様子を
身振り手振りで
奥様が紹介してくださいました。

店の奥には、
つけでお酒を買ったり呑んだりした人用の
大福帳が置かれています。

そのほかにも店内には、
お店や腰越の歴史を感じさせる
品や絵、写真などが飾られており
この写真にも写っている
棚に置かれた年代物のラジオから
音楽が流れていました。