東京都電車2(荒川車庫前)

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荒川車庫前は、荒川線の前身である王子電気軌道株式会社(1906年5月創立)が
1913年4月1日に三ノ輪~飛鳥山下間開通時に開業した駅です。
1942年2月には、陸上交通調整により東京市電気局が王子電気軌道株式会社を統合し
王電船方営業所を市電荒川営業所とします。
早稲田車庫なきあと荒川線で唯一の車庫がある駅です。
7500形は、使用期間を10年として1956年に製造された8000形の老朽化に伴い
1962年に20両が製造されました。
コストを抑えるためバスの構造を取り入れたり前照灯をシールドビーム2灯にしています。
都電が27系統(三ノ輪橋~赤羽)、32系統(荒川車庫前~早稲田)の2系統のみになると
17号と19号以外の18両が荒川営業所に集結します。
 
 写真はすべて27系統と32系統が統合され荒川線と名称変更された
1974年10月の半年後、1975年3月14日の撮影です。
1) 荒川線がオールワンマン化したのが、1978年4月ですので、運転手と車掌がペアで
営業所を出てきました。
2) 1998年8月まで41年間、荒川車庫の裏にはキリンビール東京工場がありました。