江ノ電305 片瀬饅頭

扇屋さんには、
いろいろな和菓子があるのに
江ノ電もなかしか食べたことがないなと思い
昔からあるこのお店の定番和菓子
片瀬まんじゅうを買ってみます。

片瀬饅頭、
温泉饅頭の元祖である
伊香保温泉の湯の花饅頭のルーツとなったお饅頭

明治後期、
伊香保ー渋川間に伊香保電気軌道が開業した時、
江ノ電から払い下げだ電車を使用します。

その縁で伊香保電気軌道の関係者が
江ノ電本社に出向く度に
土産として片瀬饅頭を買ってきました。

伊香保にも
こうした土産物があったほうがいいという事になり
団子屋の店主が片瀬まんじゅうを模倣し
「黄金の湯」の茶褐色の饅頭を作り上げ、
温泉の湯の花にちなんで
「湯の花まんじゅう」と名付けたそうです。