最近店を閉めていることの多い腰越の魚屋さん「庄虎」
珍しく店を開け名物の鰺のフライも並んでいました。
でも生魚は、並んでいない。
奥様がいらしたので訊ねてみました。
鮮魚の販売は、やめられたのですか?
「主人が亡くなってからやめたのよ。」
「しばらくの間は、私一人で続けてたのだけど
やっぱり魚を扱うのは、男のほうがよく思われるみたい。
板前と同じよね。」
少しの間、店内がギャラリーになっていましたよね。
あの絵は、息子さんかご親戚の絵だったのですか?
「そうなのよ。でもここは食べ物を扱ってるので
店の掃除に水を撒いて湿気も多いし
海風が潮を運んできて額がカビてしまうというので
今は、横須賀の方で絵を販売してるのよ。」