JR根岸線  続・親子

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                                                           山手駅
 
我が家の物置の下で生まれた赤ちゃん猫、
引越し先は、我が家の二軒裏のお宅でした。
 
出勤前に門の所にいると
そのお宅のお母さんと小学生の息子さんが
子猫を抱いて走ってきた。
 
話を聞くと
庭から猫が走って行き
そこに子猫が置き去りにされていたから
慌ててお母さん猫を追いかけているとの事。
 
余程、そのお宅の奥様も
気が動転していた様子。
 
元の場所に戻して
そっとしておけば、
すぐにお母さん猫が迎えに来ますよと
諭します。
 
しばらくすると
思っていた通りお母さん猫が、
赤ちゃん猫を連れて去ったそうです。
 
我が家で生まれた子猫だけに
責任も感じて心配しました。
 
母猫も美しくかっこ良かっただけに
赤ちゃん猫も
ものすごく可愛くなっていました。
 
我が家から引越し
引越し先からも離れ
なかなか安住の地が定まらない親子猫。
 
可哀そうだけど
元気に育ててね。
育ってね。