江ノ電 御霊神社の紫陽花/2009

イメージ 1

「とうとう」
御霊神社に足を踏み入れた瞬間、
そんな言葉が頭の中を埋め尽くした。

御霊神社といえば、紫陽花の中を走る江ノ電の名撮影地。
撮り鉄だけでなく鎌倉の紫陽花を愛でる為に訪れる観光客も加わり
線路に沿ってカメラを持った人の列が出来る。

そこには、線路と境内を仕切るものなどなかった。
今まで紫陽花の時期になれば、
コンデジを持った観光客がハラハラさせる危ない撮影をしているのに遭遇したこともあったし
列車を止めてしまうこともあった。
紫陽花の季節は運転士泣かせの場所だったと思う。

そして‘とうとう’柵が出来た。

よかったと思う。
事故が起こる前にこうなって良かった。
むしろ遅すぎたくらい。

「とうとう」
否、「ようやく」なんだと思った。