EF210  江之浦

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この撮影地に着くまでの道中、

眼下の東海道線に小さな踏切があって

そこで野生の猿に遭遇しました。

早川や片浦地区、真鶴までの

東海道線に沿って

行動している日本猿の群れは、

60年以上前に

観光資源として餌付けされたのが始まり。

1970年代に餌付けが中止されると

餌を求めて集落や農地に

出没するようになりました。

この辺り一帯の山の斜面は、

一年中、

何かしらの柑橘類が栽培されている畑で

猿たちにとっては、

うれしい食卓になっています。

人間より優位に立つ猿たちにとって

まさに天国のような場所でしたが

ようやく小田原市が動きました。

この秋より数年かけて

大型の囲い罠などを使い

捕獲を進めるのだそうです。

根府川駅構内から

野生の猿が生息してます!

危険!のポスターがなくなるのも

そう遠くない将来かな?