この撮影地に着くまでの道中、
眼下の東海道線に小さな踏切があって
そこで野生の猿に遭遇しました。
早川や片浦地区、真鶴までの
東海道線に沿って
行動している日本猿の群れは、
60年以上前に
観光資源として餌付けされたのが始まり。
1970年代に餌付けが中止されると
餌を求めて集落や農地に
出没するようになりました。
この辺り一帯の山の斜面は、
一年中、
何かしらの柑橘類が栽培されている畑で
猿たちにとっては、
うれしい食卓になっています。
人間より優位に立つ猿たちにとって
まさに天国のような場所でしたが
ようやく小田原市が動きました。
この秋より数年かけて
大型の囲い罠などを使い
捕獲を進めるのだそうです。
根府川駅構内から
野生の猿が生息してます!
危険!のポスターがなくなるのも
そう遠くない将来かな?