コロナ禍での飲食店向けの販売の落ち込みで
ビール業界は苦境に立たされています。
それでも大手ビールメーカーは、
「家飲み需要」による
新ジャンルの伸びや
缶チューハイ・サワーの販売増により
いくらかの救いがあります。
コロナ禍で
本当に窮地に陥っているのは、
家飲み需要の恩恵は受けにくく
飲食店への出荷減だけでなく
観光地を訪れる人の減少も
需要が縮む要因でしょう。
日本ビアジャーナリスト協会によると
クラフトビールブームで
国内の醸造所は、
この5年間で
2倍近くの493箇所になっています。
しかし今の状況が続くのなら
鎌倉ビールのように
生きた酵母をビールに残し
防腐剤や酸化防止剤を加えず
賞味期限も短いクラフトビールが
生き残る道は
大手との連携とか
缶入りクラフトビールの開発とかで
現状から脱却しないと厳しいだろうな。