江ノ電300形 御霊桜

御霊神社の祭神は、
平安時代後期の武将で
鎌倉武士団を率いた鎌倉権五郎景政

鎌倉権五郎景政は、「後三年の役」で
征矢(せや、戦闘用の矢)で右目を射られた時
「弓箭(きゅうせん)にあたって死ぬことは
武人として望むところである」と言っています

その時のいきさつもあり
「景政の功名並ぶものなし」と語られ
武士の理想像とされ
後世の武士も散り際の潔さが求められました。

武士の世が終わり
近代国家になっても
「花は桜木 人は武士」の思想は、
「同期の桜」として
戦時中のプロパガンダに使われます。

こんなにも為政者に
利用された花はないでしょう

それは、
日本人が桜に対するイメージを
共有しているという
土台があるからだと思います。

江ノ電305 白梅

2月10日、
和田塚駅近くの「空花」で
妻と次女夫婦とでお昼の会食

食後に妻が無心庵で
豆かんを食べてみたいと言う

今ランチを食べ終わったばかりなのにと思いつつ
無心庵はいつも江ノ電と一緒に撮影してるお店

オヤジ一人じゃ入りにくい甘味処なので
利用したことはなかったけれど
一度は入店してみたいなと思っていたので
これは、またとないチャンス

お店に入って
甘いものを食べるなんて何十年ぶりだろう

クリームあん豆かんを頂いたけど美味しかった~
立ち寄って正解!!

その後、妻と一緒に極楽寺

途中に寄った
御霊神社の事や極楽寺切り通しの事
忍性の事などを話しながら歩くも
妻は全く興味を示さず

妻の関心は、
由比ガ浜大通りの「鎌倉するがや」の
どら焼きと塩大福や
大仏通りの「弁天堂」の生最中

そこで極楽寺からは、
別行動をとることにして
妻は江ノ電で戻り
私は江ノ電撮影へ

極楽寺駅近くに
まだ5分咲きだったけれど白梅を見つけ
そこで300形が来るのを待ちました。

江ノ電 龍口寺の山茶花

花が首からポトリと落ちていれば椿
花びらが散っているのが山茶花だという
さすればこれは、山茶花

しかしここ龍口寺は、
藪椿の寺として知られています。

龍口寺の境内、
五重塔仏舎利塔のある山の斜面には、
およそ1000本の藪椿が
自生しています。

龍口寺の椿と言えば、
日蓮が閉じ込められた
土牢の前の白椿が有名でした。

その白椿も
タイワンリスに侵されたのが原因で
弱りはて消えてしまいます。

江ノ電305 藤沢七福神めぐり

300形が来るまでの間
龍口寺の毘沙門天を見に行きます。

大本堂に入ると正面に日蓮の坐像
その右側に持国天、左側に毘沙門天がいました。

金色の毘沙門天は、
思っていたより大きな像
お前の事、見抜いているぞというような目をした
凛々しい顔つき
足元の邪鬼も含めて素晴らしい仏像でした。

江ノ電305 毘沙門天

藤沢七福神めぐりは、1月31日まで
毘沙門天がいる龍口寺にも
七福神めぐりの
のぼり旗がはためいていました。

龍口寺門前での撮影ということで
その旗に描かれた七人の内から
毘沙門天さんだけを撮り込んで
江ノ電撮影をすることにします。

あれ~、風が吹くと
ファインダーから毘沙門天さんが
逃げてしまう。

気まぐれで落ち着きのない
毘沙門天さんにお願い

300形が来た時は
どしっと構えていてくださいね!!