江ノ電 小動神社天王祭 その6

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腰越の「小動神社」と江の島の「八坂神社」で同時開催される『天王祭』は、
毎年7月第1日曜日から第2日曜日までの間行われます。

 その起源は、
大昔に鎌倉の腰越にある「小動神社」の祭神「須佐之男之命(すさのおのみこと)」が
台風で海に流された際に、
ご神体の神像(木製・素戔嗚尊)が江ノ島の御窟前の海中で漁師に拾われます。
ご神体は江の島神社の境内に八坂神社が建立され、末社として祀られました。
 
年に一度の「天王祭」最終日である「本祭」の時に、
「八坂神社」の御霊が神輿に乗って「小動神社」に里帰りします。
 
江ノ島の「八坂神社」と腰越の「小動神社」からそれぞれ出発した神輿は、
『龍口寺』付近で合流した後、共に「小動神社」下の「天王屋敷」に向かい、
祭礼をおこなった後、「八坂神社」の神輿が、江ノ島に戻って終了となります
 

 「須佐之男之命」は、「牛頭天王(ごずてんのう)」とも云われおり、
「天王祭」の名前の由来となっています。