一ノ戸川橋梁 その8

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この日に見たC57もそうだけれど
復活蒸気には、何か違和感を覚えます。
 
綺麗すぎる、おしゃれすぎるからかな。
 
昔、山陰本線や境線で撮影したC57は、
普段着を纏い日常生活の中で働く女性。
 
だから何年経っても心に残る。
 
でも、ここで会ったC57は、
念入りに化粧をして
パーティーに出席している着飾った貴婦人。
 
同一人物の女性であっても別人と見間違う。
 
復活蒸気には、
パーティー会場で見かけたその場限りの女性。
 
そんな感覚が、付きまとうのです。