消えた段葛

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鶴岡八幡宮から由比ガ浜の浜に向かって一直線に延びる若宮大路
 
その真ん中を通る段葛は、
かって一の鳥居から鶴岡八幡宮の前の三の鳥居までありました。
しかし一の鳥居から二の鳥居までの区間は、撤去されてしまいます。
 
1889年、横須賀線の線路を敷く時、
強引に壊されてしまったのです。
 
当時は、地面に沿ってレールが敷かれたのかな?
段葛のように地面からせり上がったものがあったら邪魔だったのでしょうね。
 
横須賀線は、横須賀軍港への連絡を目的とした軍用線。
 
軍の為に後世に残すべきものを壊してしまうのは、
今も昔も変わりません。