煉瓦積みの高架線

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有楽町から新橋までは、やっぱりこの煉瓦積みの高架線下を歩いています。

烏森駅(現新橋駅)と仮駅であった呉服橋駅(現東京駅)を開通させる時に出来たこの高架線、
何ともいえぬ趣があって大好き。
長い歴史を感じます。

新橋~上野間、山手線環状化に際して最後に出来た区間だとか。
都(みやこ)の中枢というのにちょっとビックリ。

この高架線、鋼鉄で造るという案もあったとか。
結局、当時どんどん開発されていった都会で
騒音を撒き散らす事は出来ないという考えとコスト面で煉瓦積みの高架線に落ち着いたそうです。

新橋~有楽町間の高架線を設計したのは、ドイツ人技師フランツ・バルツアー。
この人、中央停車場(東京駅)の設計の第1次案を描いた人。
中央停車場の設計は、後に辰野金吾にバトンタッチされています。

今では、その煉瓦造りを利用したお洒落な店構えのレストランが連なるストリート。
OLさん達の憩いの場?

そして、写真好きにも堪らない撮影スポットになっています。