My favorite music

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邦楽しか知らなかった小学生の少年は、
小学校6年生の時
サイモン&ガーファンクルを聴いて音楽に目覚めます。

中学生になると人並みにビートルズにはまり
ギターを買ったのもその頃。

そんな少年が中学3年生になった時、
マイク・オールドフィールドの「チューブラー・ベルズ」を聴き衝撃を受けました。
クラシック音楽のようでクラシック音楽ではない。
現代音楽のようで現代音楽のような難解さはない。
彼(少年)の感性にす~と入り込み虜にしたのがプログレッシブ・ロック

当時の日本では、ロックファン=ハードロックファンだったと思う。
少年の周りもハードロックファンだらけ。
少年は、いつも浮いた存在。

友達にこれも聴いてみてよと
ピンク・フロイドキング・クリムゾンジェネシスなどのレコードを貸しても
返って来る感想は、「暗い」

確かにプログレッシブ・ロックで体は、動かない。
一音、一音噛み締めながらじっくりと聴き込む音楽だから・・・。

高校2年生の頃になると
ソフトマシーンを中心とするいわゆるカンタベリー系のプログレッシブ・ロックにのめり込みます。
アルバムの裏ジャケットにクレジットされたミュージシャンを頼りに
このアルバムは、叙情的なプログレッシブ・ロックアルバムかな
このアルバムは、ジャズ系のプログレッシブ・ロックアルバムかななどと
思いを巡らせレコードを買い漁りました。

プログレッシブ・ロックって
一曲が20分近い大曲が多いからなかなかラジオなどにも乗らないし
結局、参加ミュージシャンでそのレコードの音を判断するしかなかったんですね。

大学生になりレコードコレクションは、加速。
いつの間にか200枚近いプログレッシブ・ロックのレコードが貯まります。

今もそのレコード達、所狭しと私の部屋に置いてある。
いつも妻から邪魔者扱い。

でもね、それらのレコードのほとんどが廃盤。
マニアックなプログレッシブ・ロックファンからはお宝的存在。
オークションにでも出品すれば高値がつくよ。
だから大事にしようね。
我が家の隠し財産みたいなものなんだから。

と妻に言いたいけれど信じてくれるかなァ~。