湘南モノレールを見上げながら その２

湘南モノレール沿いのお寺、史跡巡りをするにあたって、
まずは大船駅から一気に湘南江の島駅の一つ手前の駅、目白山下までモノレールに乗車します。
目白山下駅で下車するのは、実は今回が初めて。
是非、いつも眺めてばかりの竜口山（片瀬山）に登ってみたかったのです。

片瀬丘陵の南端にある竜口山は、「天女と五頭竜」の伝説の中に出てきます。
千四百年もの遠い昔、この辺り一帯を荒らしていた五つの頭を持った竜がいました。
江ノ島の弁天様に恋して改心し村を守る為に山になったのが、この竜口山だと云われています。
この伝説の話は、以前にこちらの記事で詳しく書いていますので宜しければ一読してみてくださいね。

またこの山には、かって竜口園という遊園地があり六階建ての展望台や動物園もあったそうです。
今では山全体が、片瀬山公園という自然を生かした風致公園。
落ち葉やどんぐりを踏みしめ歩きました。

以前にUPした湘南江の島駅からのモノレール写真に竜口山の一部が写っています。
そう、湘南モノレールは、竜口山をくり貫いて出来たトンネルを潜るのです。
その写真は、こちらです。