209系(鎌倉道の薬師如来像)

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久し振りに「横浜市栄区鉄道路線」からの記事になります。

ここ栄区には、鎌倉に通ずる歴史の道が何本も通っています。
源頼朝が幕府を開いた時に造った鎌倉道の「中の道」、「下の道」。
1240年に北条泰時が造った中の道の新道「山ノ内道」などがそれです。
それらの道は、鎌倉時代以降、室町、戦国時代、江戸時代とおおいに利用されてきました。
そしてその道沿いには、小さな宿場が出来、
江戸時代には庚申塔馬頭観音、地蔵などが数多く造られました。
今でこそ本郷台地区の開発時に出来た新道にそれらの庚申塔や地蔵の多くが遷座されていますが、
小菅ヶ谷2丁目の根岸線鎌倉道が交差する場所の近くには、
丸彫りで石造りの広地薬師という薬師如来像が立っています。