根岸湾の埋立が始まる前までは、すぐ目の前が海岸線だった場所に杉田八幡社がある。
今は、当時の面影はなく、鳥居の先は、うるさく車が行き交う国道16号線と
根岸線の高架線だ。
歴史のある杉田
八幡神社。
その由緒を記しておきます。
八幡神社由緒
御祭神 挙田別尊
例祭日 8月25日
創立 1063年8月
1057年
源頼義が
陸奥守としてその子義家と勅を奉じて奥州の安部貞任を討ち
宗任を降し山城の国
石清水八幡宮を勧請し頼義は
相模国由井郷に
鶴岡八幡宮を
義家は
武蔵国杉田郷に杉田
八幡宮を鎮祭し永く源家の武運長久を祈願した。
1063年8月の事である。
1192年
源頼朝は
社領を授け
久良岐郡の総社と定めた。
1674年甲寅の年、時の領主間宮氏が社殿を再興し永一貫三百文の農地、山林を寄贈。
久良岐郡十二ヶ村の総社と定められる。
1873年村社となり今日に至る。