江ノ電(御霊神社の銀杏)

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御霊神社の境内に散りばめられた銀杏の葉と江ノ電の絡み
どうしても撮っておきたい一枚でした。
それを撮ろうとこの秋、二度程、通っています。
しかしながら、二度ともまだ銀杏は、真っ盛り。
黄色い葉を空に向けていました。
そして今日、ようやくその様子をカメラに収めることが出来ました。

この御霊神社に祀られた鎌倉権五郎景政については、当ブログで何度も紹介しています。
そこで今日は、この神社に祀られているもう一つの神様と
その神様のお面をかぶって行なわれる面掛行列のお話です。

この写真の左側に神社の宝蔵庫があります。
ここに鎌倉七福神の内の一神、福禄寿(幸福、富貴繁栄、長寿の三徳を司る神様)が安置されています。
社務所に申し出て、扉を開けて頂きました。
中には、権五郎景政の命日である9月18日の例大祭に行なわれる面掛行列のお面がずらり。
爺・鬼・黒鼻・鼻長・烏天狗・翁・火吹き男・福禄寿・阿亀(おかめ)・産婆
どれもとても面白いというか不気味なお面です。
この面掛行列、俗に‘腹みっと行列’とも言われています。
その訳は、この行列の由来を知って納得しました。

この行列の由来です。
源頼朝の寵愛を受けた村娘が子供をもうけたので、
娘の一族は頼朝の側に仕え、外出の際にお面をつけて守護したのが始まりだそうです。