高島貨物線(東高島駅辺りVol.2)

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ここ東高島駅辺りは、滝野川、入江川、常盤川など多くの川が横浜港に流れ込んでいます。
運河の様な沢山の川と倉庫、これも横浜を代表する風景の一つと思い撮り歩きました。
高島駅のすぐ手前に大正12年7月竣工と刻まれた竜宮橋が架かっています。
そう、ここ神奈川区は、浦島太郎ゆかりの地の一つで浦島太郎にまつわる伝説が残っています。

相模の国三浦(三浦半島)の里に水江の浦島太夫という人が住んでいました。
この人の息子が、浦島太郎です。
浦島太郎が、竜宮城へ行くいきさつやそこでのもてなしは、皆さんご存知の通り。
神奈川区の浦島太郎伝説は、父母恋しさに故郷に戻るところからが他の地方の伝説とちょっと違います。
乙姫様に渡された餞別は、玉手箱の他にもう一つ、聖観世音菩薩。
故郷に戻ったものの300年という時が過ぎていて当然、両親はこの世の人ではありません。
武蔵国白幡の峰に葬られていると知り訪ねてみると、二つの墓石が淋しく並んでいました。
太郎は、墓の傍らに庵を結び菩薩像を安置し父母の菩提を弔います。
この庵が後の観福寿で、通称、「うらしまてら」と呼ばれました。
この観福寿寺、明治5年に廃寺にされ、現在は、京急とJRに挟まれて
電車からも見える慶運寺に聖観世音菩薩像が安置されています。(東高島駅からも500m程です。)
ちなみにこの慶運寺は、横浜開港当時、フランス領事館を兼ねていました。
また、浦島丘にある蓮法寺には、浦島太夫、太郎父子の供養塔や亀塚の碑があります。

1枚目)滝野川河口付近からシーバスの航路を跨ぐ橋梁を渡るEF651059
ちょうど、シーバスが通ってくれました。(小さくて判らないかな?)
横浜中央卸売市場の入り口ともいえる万代橋から撮影。
2枚目~3枚目)東高島駅を出て入江川と常盤川の合流地点に架かる浦島第4橋梁を渡るEF210
4枚目)浦島第4橋梁を渡り東高島駅に進入するEF64。竜宮橋から撮影。
手前の橋梁は、東高島貨物駅引込み線の廃線跡。(線路もしっかり残っていました。)
*正式には、この浦島第4橋梁は、東高島駅構内です。

さて、今日、この辺りをぶらついたのには、訳がありました。
それは、近日中に、今日撮ったEF65達の画像と共に記事にしたいと思います。
私のブログ記事のことなので鉄道記事には、きっとならないだろうな~。