京急 杉田駅の踏切り

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杉田駅は、1930年7月10日、聖天橋からお灸で知られた峰への里道に接した仮駅として設置されました。
この駅の傍にあるこの踏切りには、トラウマになっている思い出があります。
中学生の時、学校帰りに杉田駅のホームからこの踏切りでの人身事故を見ちゃったんです。
戦争にでも巻き込まれれば、あの様な人間が人間の形でなくなった‘もの’を見るのも
当たり前かもしれません。
とりあえず、まだ平和でいる日本であの様な壮絶な場面に遭遇した事は、体験したくなかった出来事。
この踏切りは、聖天橋から京急杉田駅まで続く杉田商店街の中にあります。
58年間、寂れる事なく続いた商店街は、今でこそ100円ショップやコンビ二も多少あり、
幼い頃、「大魔神」や「ゴジラ対○○」を観に行った聖天橋にあった映画館もパチンコ店になったけれど
70年代の日本の商店街の雰囲気が色濃く残っています。
先日も、ここではめったに会わない外人のグループが店先の写真を撮りながら歩いていました。
外人ばかりでなく若い人達にも新鮮に映る商店街ではないでしょうか。
またこの商店街の近くには、1301年創建(創建年の明確なものでは、日本最古の建物)の東漸寺
釈迦堂や国宝の鐘楼があります。
杉田の名の由来もこの寺に関係があり、興味のある方は、以前載せた根岸線画像展示場のこの記事へ
http://blogs.yahoo.co.jp/yawarakanakikai/4423409.html