花と電車(ハナミズキ)

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1909年から数年に亘り、当時、東京市長だった尾崎行雄が、アメリカ合衆国大統領タクトの
夫人の希望によりワシントンにソメイヨシノの苗木を34本贈っています。
その返礼として1915年、アメリカから東京市に贈られたのがハナミズキアメリヤマボウシ)。
当時、贈られたハナミズキは、白花種の苗木40本だったそうですが、
その後、この写真の赤花種も贈られました。
戦時中も、ポトマック河岸の桜は、大切にされたのと対照的に
日本に贈られて来たハナミズキは、敵国の木として切られ
原木は、都立園芸高等学校(白2本)、農水省果樹試験場(白1本)、
東京大学理学部附属小石川植物園(白1本)が残るだけとなっています。
このハナミズキの歴史を象徴するかの様に
多文化・多民族共生のコンセプトのもと世界平和・国際交流活動の情報発信拠点、
地球市民かながわプラザ」の敷地には、多くの赤・白のハナミズキが植えられています。
また、同じ横浜市では、港北区の区の花もハナミズキです。

4月18日 JR根岸線本郷台~港南台
地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)から撮影