後景に退く

大岡川のほとり、
かって栄華を経験したことのある桜の木が
人生の終わりのような疲れ切った姿で
働き盛りの機関車を見送っていました。

私にはなかったけれど
桜紅葉となり
最後の晴れ舞台を迎える桜もあるのにな