鶴見線 国道駅

国道駅の通路で
最後まで残っていた店、
「やきとり 国道下」
コロナ禍に入った頃から休んでいて
このまま閉店なんてことにならなきゃいいなと
気になっていたけれど
閉店の貼り紙が掲げられたよと聞かされたのが
昨年の9月だった。

それ以降、
国道駅に立ち寄ることはなかったのだけど
横浜大空襲の日が
近づいたのをきっかけに
今の国道駅が気になり始め行ってみた。

通路の両サイドを
ベニヤ板で覆われた国道駅

店がなくなると
こんなにも生活感まで失われるものなのか

自転車とキックスケーターの乗った
女の子二人が勢いよく
改札口前を通り過ぎたとき
死んだような国道駅通路に
活気が戻ったような気がした。