大山の玄関口である
伊勢原に行くことになった時
背後に大山を抱いた
ロマンスカーを撮りたいと思いました。
霊山・大山は、
相模湾の湿った空気が大山にぶつかり
霧や雲となりよく雨が降らしたので
「雨降山(あふりやま)」とも言われ
農民からは、
雨乞いや農耕の神として信仰されていました。
また相模湾の漁師達は、
大山を海上における目印としており
豊漁や安全を祈願していました。
毎年多くの人が
初詣に大山阿夫利神社を参拝します。
この日、
ロマンスカーを待っていたのは
伊勢原駅から鶴巻温泉駅に向かって
20数分歩いた畑と田んぼの中。
カメラを構えてから1時間
人の姿など全く見なかったのに
「はこね59号」が目の前を横切ると
まるで、それを待っていたかのように
この場所に似つかわしくない
ビジネスマン登場
せめて農夫さんなら許せたのに・・・