江ノ電305 長谷の安達氏

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鎌倉殿の13人の一人
安達盛長は、
ここ長谷2丁目に居を構えていました。
安達盛長邸址は、甘縄神明宮の東南)

安達盛長といえば
頼朝が伊豆の蛭ヶ小島
流人生活を送っていた当時から従者を務め
頼朝の旗揚げに際しては、
使者として板東中を駆け巡り、
豪族たちの糾合に努めるなど活躍

石橋山の敗戦後は、
頼朝とともに房総半島南部の安房に逃れ
下総を支配していた有力な豪族である
千葉常胤(つねたね)を説得して
味方にした功績は大きかったと思います。

しかし安達氏と聞いて
私が最初に思い浮かべるのは、
安達盛長の長男、安達景盛

景盛が京都から呼び寄せた妾を
鎌倉幕府第2代将軍
源頼家(鎌倉殿)が
自分のものにしようと奪い
女がらみで
頼家と景盛は、一触即発

頼家が、
安達邸に攻め入ろうとした時
北条政子が間に入って
すったもんだの末
戦にはならなかったけど
安達家滅亡の危機だった。

こんな事件を起こすきっかけとなった
安達景盛の妾って
どんなに魅力的だったのか見てみたい

それにしても
源頼家の女好きは、父親譲りだね。