中国で、
新型コロナウイルスの感染者が、
最初に発症したことで
この2年間、
横浜中華街は風評被害とも戦ってきました。
横浜中華街を訪れるのは、
ほとんどが日本人だというのに
その事実を知らない無知な人達が
「春節で中国人が
横浜中華街に大挙して訪れる」とか
中華街で働く人たちは、
中国国籍を持ったまま
海外居住している人達であり
また年末から春節期間は繁忙期で
日本に留まっているにもかかわらず
「中華街は危険」とSNSで流し
多くの人がそれを真に受け
客足は一気に落ち込んだのです。
その後も、横浜中華街の従業員が
コロナ感染で死亡したとの誤情報が流れたり
複数の店舗に中国人を誹謗中傷する
内容の手紙が届いたりしました。
一方で「中華街がんばれ」
「負けるな」とのメッセージもSNSで寄せられ
励ましへのお礼と
街が一丸となってコロナに立ち向かう気持ちを込めて
「みんな ありがとう #がんばれ中華街」の
横断幕が牌楼に掲げられています。