JR根岸線(本郷台の秋Vol.2)

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ここ本郷の地は、平安時代には山ノ内荘本郷と言われていました。
山ノ内荘は、柏尾川流域を経営した秀郷流藤原氏の名族である
山内首藤(やまのうち すどう)の荘園です。
山内首藤は、荘園領主だけでなく在地武士団でもあり源義家以来源氏と深く関係していました。
山内俊道(としみち)とその子と俊綱(としつな)は、保元の乱(1156年)、平治の乱(1159年)の折
源義朝につかえ戦死しています。
源頼朝挙兵の折には、次男の経俊(つねとし)が頭領であり当然頼朝を援けると思われましたが
頼朝方弱小とみて平家方に味方しました。
この為、鎌倉に入府した頼朝は経俊を捕らえ山ノ内荘をと土肥実平(とひ さねひら)にあずけ
後に和田義盛(わだ よしもり)に与えています。

本郷台には、銀杏やクロガネモチの木があちこちにあり街を彩っています。