JR横須賀線(安国論寺)

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材木座海岸由比ヶ浜・稲村ガ崎・箱根の山々を望む松葉ヶ谷にある安国論寺境内の山からの撮影です。
相変わらず乱れた画像なので画像をクリックしてオリジナルサイズにすれば綺麗にご覧いただけます。
この撮影地に行くには、「立正安国論」が書かれた御法窟の右手にある熊王尊殿脇の急な石段を
日蓮が富士山に向かって法華経を唱えていた富士見台まで登り切ります。
さらに、どんぐりを踏みしめながら「南面窟」に向かって山道を歩くと辿り着きます。
「南面窟」は1260年8月、念仏宗徒の焼打ちにあった時(松葉ヶ谷の法難)日蓮が隠れた洞窟です。
その際、山王権現帝釈天)の使いとされる白猿が来て日蓮を山越しに逗子境の猿畠まで案内し
難を逃れたと云います。
ここからの撮影では、これからの季節、空気が乾いた日の午前中だと富士山や稲村ガ崎の白波まで
綺麗に写し込めます。
4枚目の写真は、安国論寺祖師堂(本堂)です。
1253年、安房国から鎌倉に入った日蓮が庵を結び1260年39歳の時この小庵で「立正安国論」を書き
同年7月、寺社職 宿屋(すがや)光則の手を経て北条時頼に建白しました。
 
なおこの地には、鎌倉時代の初めには、北条時政の屋敷(浜御所)があったところで
1203年9月2日、対抗する比企能員(よしかず)を屋敷に招いて斬殺した場所です。