1973年7月24日、会津線 桑原～湯の上（現会津鉄道 芦ノ牧温泉南～湯の上温泉）で撮影。
蒸気機関車の書庫にも収めた会津線のC11撮影の合間に撮った‘ついで’の写真です。
私の好きだった会津線撮影地の一つ第一大川鉄橋でのC11の撮影を終え
今は、売っていないような重い三脚と交換レンズを詰め込んだカメラバッグを担ぎ
線路の上をひたすら湯の上に向かって歩いた。
1時間近く歩いた所にこの第五大川鉄橋はあった。
真下を覗き込むと足がすくむようなこの鉄橋を渡るには少し躊躇するものの国道は遙か山の上。
そんな時、向こう側から野菜をいれた大きな籠を背負った農婦が平然とこの鉄橋を渡りきるのを見て
私ももう一度ダイヤを確認し慎重に渡った。
渡りきった後、後を振り返るとなかなか良い絵になりそうな風景、しかも上り勾配。
とりあえずここに三脚をセットしてC11を待つ事にした。
